Q:コーチングを始めてみようと思われたきっかけを教えてください。
A:
色々と説明して頂いて、頭では理解できるのですが、もうひとつ感覚的によくわかりません。実感が湧かないという感じでしょうか?それを察してか、岡本コーチがコーチングのミニセッションをして下さいました。
その時に、今までに経験したことのない、不思議な感覚をおぼえたのです。短い時間でしたが、その時点で自分が最重要と感じていた問題点や、どうにかしたい行き詰まり感は、実は一番肝の所ではないのではないかと気づいたのです。本当は自分はそれを知っているのに、見ようとしないというか、目の前の様々な雑事に紛れさせているというか、意識的にか無意識にかそれも定かではありませんが、その肝の所にちゃんとフォーカスしていないのだということに気づいたのです。
その時に思ったのは、コーチングを受けることで、自分が本来向かうべき方向に向かいやすくなるのではないか、自分が真に望む自分に近づけるのではないかということでした。それが、コーチングを始めてみようと思ったきっかけです。
Q:実際にコーチングセッションを受けられた今の感想をお聞かせください。
A:
長い間思っているだけで、結局何も行動に移せなかったことが、自分の目の前でいとも簡単に現実のものとして具体化していく様(自分がやっているのですが)は、一時「オレはいったい何をしていたんだ」と落ち込むほどでした。それは、岡本コーチの「あのジャック・ウェルチもコーチをつけているんですよ。」という言葉ですぐに立ち直れましたが・・・
セッションの中での気づきは、「じゃあ今何をすべきなのか。(あるいはすべきじゃないのか)」に直結していきますし、セッションの中で行動すると決めたことは、「あれもしないといけないなぁ」と漠然と考えていることに比べ、モチベーションの高さが全く違います。比べものになりません。また、コーチとの会話の中で、考え方の新しい切り口、方向性がどんどん出てくるので、日常業務の中で狭くなりがちな視野をその都度広げることができます。
今まであれもこれもと考えるだけで結局手が回らずに、いつも忙しい忙しいという感覚と不完全燃焼感があったのですが、コーチングセッションを受けることで、その絡み合った糸が少しずつほぐれていくような感じがしています。
Q:コーチングを受けて、自分の中で行動や考え方に変化が起きたことを教えてください。
A:
コーチングを受けることによって、物事の優先順位を決めたり、目的を明確に確認したり、障害を取り除くことを考えたり、自分でやるとコミットしたり、きちんとプロセスを踏んでいけば、ちゃんと行動に移していけるのだということがよくわかりました。(「行動しなければ何も起きない」ということも改めて実感しました)
そして、自分の中で、結構大きな変化だと思うのは、一つ一つの行動の目的を客観的にチェックできるようになったこと。そして、目的の曖昧なものや、実はあまり重要でないものは、後回しにしたり、あるいはやめてしまったりという決断が早くなってきていることです。特にルーティンになってしまって、当たり前のようにやっていたことでも、もう一度その意味を問い直す、というような見方ができるようになってきているのも大きな変化だと思います。
そうして行動し始めると、今まで見えていなかったことが急に見えたり、別々のものだと思っていたものが繫がったり、無駄だと思っていたことが実は無駄ではなかったことに気づいたりと、行動がなければ何も考えなかっただろうことを考え始めるということがすでにおきています。それも私にとって大きな変化といえるでしょう。